個人事業の個人用自動車保険(共済)契約ですと、主な使用目的が業務使用の場合は保険料(共済掛金)は最も高くなり困ってしまいますよね。
このページでは、個人用自動車保険(共済)契約で使用目的を業務使用に加入されている個人事業主さまに、コスト削減につながりやすい契約種類をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
STEP1 2つの保険(共済)
個人事業主さまが加入できる自動車保険(共済)契約には、2つの契約種類があります。
① 個人用自動車保険(共済)契約
② 法人(一般)用自動車保険(共済)契約
STEP2 用途種別
車の用途は、2種類あります。
① 事業用
事業用自動車は、営業用自動車や営業ナンバー、もしくは青(緑)ナンバーなどと言われています。運送業やタクシー業で使用されている自動車です。
事業用自動車の場合は、基本的に使用目的は問われません。
② 自家用
自家用自動車は、それ以外の一般的な用途に使用される自動車すべてです。
車検証の右上あたりに「事業用」または「自家用」と記載されているので念のため確認すると良いでしょう。
たとえ、業務中に使用している自動車であっても、運送業、タクシー業等で使用していなければ、ほとんどが自家用自動車になっています。
STEP3 個人用
個人用自動車保険(共済)契約の使用目的には、以下の3種類があります。
① 業務使用(月15日以上業務で使用する場合)
② 通勤使用(月15日以上通勤で使用する場合)
③ 日常レジャー使用(①②を除く場合)
個人事業の個人契約の場合、①業務使用(月15日以上業務で使用する場合)になることが多くなると思います。
また、個人用の自動車保険(共済)の場合、免許証の色によっても保険料(共済掛金)が異なります。
免許証の色は、
① ゴールド
② ブルー
③ グリーン
に分けられ、それによって保険料(共済掛金)が異なる場合が多いです。
一般的に、ゴールド → ブルー・グリーン の順に、保険料(共済掛金)は高くなります。
STEP4 法人用
法人(一般)用自動車保険(共済)契約は、個人事業や法人向けの自動車保険(共済)契約です。
個人用自動車保険(共済)契約のように、使用目的や、免許証の色は問われません。
そのため、個人用自動車保険(共済)契約で特に使用目的が業務使用の場合は、法人(一般)用自動車保険(共済)契約に変更した方がコスト削減になることが多いです。
注意事項
事業用自動車は、個人用自動車保険(共済)契約に加入できないため、法人用(一般)自動車保険(共済)契約での加入となります。
まとめ
法人自動車保険・共済 個人事業の業務使用なら確認しよう!契約種類!をまとめました。
STEP1 2つの保険(共済)
STEP2 用途種別
STEP3 個人用
STEP4 法人用
個人事業主さまが、自家用車を個人契約の業務使用で加入されていたら、保険料(共済掛金)削減のチャンスです。
次の契約時には法人用(一般)自動車保険(共済)契約に切り替えましょう!
少しでもコスト削減になると良いですね。
もちろん、等級の引継ぎもされますので安心ですよ!